神宮外苑の再開発事業問題：坂本龍一さんの遺したモノ
神宮外苑の再開発事業問題：坂本龍一さんの遺したモノ
👉神宮外苑の再開発事業への抗議は続く…坂本龍一さんの遺志を継いで…
『超人工的な』テクノポップサウンドで世界のスターダムにのし上がったアーティストが『環境活動家』となり、死の間際まで『環境保護』を訴え、現在も大きなムーブメントとなっています…人生って不思議ですね…
「神宮外苑を100年後も誇れるものに」対話なき再開発にNO ミュージシャンら市民から抗議の声HUFFPOST：https://www.huffingtonpost.jp/entry/jingu-gaien-dialogue-demonstration_jp_64ba4584e4b038c60cc9e666
神宮外苑の3000本の樹木を守れ！【Demonstration with Ryuichi Sakamoto】坂本龍一と神宮外縁を心配する
"対話なき"再開発と闘う大学生に直撃！
👉神宮外苑の再開発事業が騒がしい…
この事業の推進の背景には『明治神宮』をめぐる利益が絡んでいる模様
東京都がトップダウンで推進しているわけではなく 小池知事への非難は違うかもしれないことを念頭に置く必要がありそう…
伊藤忠商事の本社ビルの建て替えがきっかけでしょうか？再開発事業起案のそもそもの要因と追加上塗りされた再開発計画…再開発事業案策定までの全体の流れが巧妙に隠蔽されており 詳細が不明なため都民に十分な説明がなされておらず『森林伐採』だけが異様に切り取られ『環境問題』に敏感な団体・活動家に恰好の『日の当たる場所』を提供している…
👉神宮外苑の再開発事業の概要
老朽化した神宮球場と秩父宮ラグビー場を入れ替えて建設する巨大再開発事業で、西側はスタジアム通り、東側は絵画館正面の軟式野球場を取り囲む楕円の道路東側、イチョウ並木の東側までが範囲。三井不動産など4事業者によって進められており、新たな建物の建設は2024年度から始まり、35年度に再開発事業が完了する予定
神宮外苑の再開発事業について、神宮外苑地区第一種市街地再開発事業の施行認可により、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに地域の賑わい形成、歩行者の利便性、安全性及び回遊性の確保、防災性の向上や環境負荷の低減を図ることが期待※施設の建設などで神宮外苑の象徴のイチョウ並木の一部を含む樹木の『556本』が伐採される予定…いつから『1000本』になった？
神宮外苑地区第一種市街地再開発事業施行認可｜東京都：https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/02/16/06.html
神宮外苑が『高層ビルの森』に、再開発計画の全貌判明で反発も：https://diamond.jp/articles/-/204521
東京都が17日に認可と発表 - 日本経済新聞：https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC168HQ0W3A210C2000000/
👉神宮外苑の再開発事業をめぐる内外の様々な声…
村上春樹氏や故坂本龍一氏が神宮外苑の森林伐採に反対票
→小池百合子氏「都民の皆さんにご理解いただけるよう、再開発計画を進めていく」
→都は伐採された木々を再利用するなど環境保全にも力を入れる方針を強調…
【5分でわかる】神宮外苑の再開発、何が問題になっているの？知っておきたい5つのこと
神宮外苑再開発認可取り消し訴訟で原告「疑問と怒り」第１回口頭弁論 著名人からも反対の声
「神宮外苑の再開発に、なぜ私は賛成するのか？」倉本圭造──特集「都市の緑を考える」https://www.gqjapan.jp/article/20230723-jingu-gaien-redevelopment-project-gq-voice-greenery-in-the-city-keizo-kuramoto
坂本龍一さんの遺志継ぐ神宮外苑再開発の再考求める署名活動
村上春樹さんが表明 「神宮外苑の再開発には強く反対しています」
👉神宮外苑の森林面積（米国との比較） 観光スポット
明治神宮外苑の森林面積は、約700,000平方メートルで、東京都23区のすべての森林面積よりも大きい
明治神宮外苑は、自然豊かな公園で、四季折々の花々や木々が楽しめる
スポーツ施設も多く、野球場やサッカー場、テニスコートなどがある
＜神宮外苑周辺の観光スポット＞
明治神宮外苑のいちょう並木通り
聖徳記念絵画館
建国記念図書館
御鷹の松
白松
👉東京都とニューヨークの森林面積
東京都の森林面積は約480,000ヘクタール
東京都とニューヨークの緑地：東京都の一人あたりの緑地面積は11㎡/大阪は5㎡/ワシントンD.Cは東京の約5倍
ニューヨークは東京の2.5倍もの大きな緑地面積
ニューヨーク市：中央公園やブルックリン植物園などの大規模な公園→市内では緑地不足が問題視
東京都の緑地は農林業などにより人の手が加えられた植林地や雑木林などの二次的自然とまちづくりの中で新たに造られた緑
都政モニターアンケートによると民有地の緑の保全について都民の意見を聞いたところ緑地の保全については「非常に必要」と回答した人が約7割を占めた
東京都は緑地保全のために「東京都緑化条例」を制定 都内の緑地を守るための取り組みが進められている
東京都は、環境保全に力を入れています。東京都が指定した保全地域は現在50か所あり、その内訳は自然環境保全地域1地域、歴史環境保全地域6地域、緑地保全地域38地域、森林環境保全地域1地域、里山保全地域地4域となっています。
東京都環境公社は、東京都及び区市町村の環境行政を補完・支援し、廃棄物の適正処理と資源循環の促進、スマートエネルギー都市の実現、自然環境の保全活動の一翼を担うとともに、東京都環境科学研究所が、都市環境の改善向上に資する調査研究活動を日々進めています。
東京都環境公社 | 公社の概要https://www.tokyokankyo.jp/about
👉神宮外苑の再開発事業騒動のこれまで
神宮外苑地区の再開発計画により、神宮外苑内にある約1000本の樹木が伐採されることが決定されたため、署名活動やデモなどが行われた…
米国人経営コンサルタントのロッシェル・カップさんを中心に反対署名活動
→坂本龍一さんが署名活動に参加
高校生3人が神宮外苑の樹木伐採に反対するオンライン署名やSNSやビラ配り
故 坂本龍一さん…
坂本龍一さん神宮外苑の森林伐採に反対を表明
坂本龍一さんが主催する「神宮外苑の樹木伐採に反対する会」が、神宮外苑の樹木伐採中止を求める署名活動やデモ
亡くなる1カ月前 小池百合子都知事に神宮外苑地区の再開発について見直しを求める手紙を送付→『古いものを壊すのではなく、古いものを活かしながら更新する開発や都市計画が、いまの時代に必要とされているのではないでしょうか』
死去後
神宮外苑絵画館前西側通路で坂本龍一さんの「神宮外苑の樹木を守って」という思いを引き継ぎ「Demonstration with Ryuichi Sakamoto」というデモ 2023年4月22日
Twitter上で「坂本龍一さんの遺志継ぐ」というハッシュタグをつけて、神宮外苑の樹木伐採中止を呼びかける投稿
神宮外苑再開発計画をめぐり事業者に工事施行を認可した東京都に対し地域住民ら59人が認可の取り消しを求めた訴訟の第1回口頭弁論：東京地裁 2023年6月29日
神宮外苑の再開発の見直しを東京都や事業者に呼びかける抗議活動「Demonstration Dialogue」2023年7月22日
👉参考
・世界での地球環境保全や温暖化防止などの活動の活発化に伴い国民の『環境問題』に対する意識が高まっている
・グリーンピース：坂本龍一さんが環境活動で寄り添う：環境保護団体として世界中で様々な環境問題への取組み
・地球環境保全や温暖化防止：1992年の国連気候変動枠組条約が起点 1985年オーストリア フィラッハ世界会議をきっかけに二酸化炭素による地球温暖化の問題が大きく取り上げられるように…