『ドライブ・マイ・カー』再び…

私は『80年代』の著名監督が次々と逝かれてからは、 『日本映画の空白』で、『イカゲーム』etc.を観るにつけ、『韓国映画』に完全に抜かれてしまったと思っていました。しかも、これまでの村上春樹原作の映画『風の歌を聴け』、『ノルウェイの森』どれも、こう言っちゃ何ですが…今一つだったので、村上春樹作品の映画化は面白くないと決めつけて、カンヌで騒がれた時も興味が向かず、完全にノーマークでした…最近の日本映画では『誰も知らない』以来の衝撃です 原作ももちろん読みましたが難しい『村上春樹作品の映像化』でこんなにも『昇華』させることが可能なんだと正直驚き 思わず拍手してしまいました‥好き嫌い分かれる映画と思いますが‥良かったら時間のある時観てみてください（Amazon Hulu etc.）

映画会社ビターズ・エンド YouTube：

他人の心をそっくり覗き込むなんて、それはできない相談です。そんなことを求めても、自分がつらくなるだけです。しかしそれが自分自身の心であれば、努力さえすれば、努力しただけしっかり覗き込むことはできるはずです。ですから結局のところ僕らがやらなくちゃならないのは、自分の心と上手に正直に折り合いをつけていくことじゃないでしょうか。本当に他人を見たいと望むのなら、自分自身を深くまっすぐ見つめるしかないんです。僕はそう思います。

原作『女のいない男たち ドライブ・マイ・カー』

村上春樹:https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167907082